Outsystemsのデプロイ中の挙動に関するお話

他環境にデプロイする時の情報がほとんど存在していないので備忘録も兼ねて。
まあそんなに変わったことをしなければよっぽど大丈夫なんですけど。

わたしがつまずいた記憶があるのは下記三点。ほかに思い出したら追記します。

モジュールを消した時

モジュールを消した時、モジュールが存在する以前のバージョンには戻せなくなる。GitHubのバージョン管理のイメージに近い。デプロイも同様。

例えばver.2.4で一部のモジュールを消したとして、ver.2.3以前モジュールを他の環境にデプロイすることはできない。

本番環境で完全にモジュールを使わなくなるまでは必要ないとしても一時的に残しておいた方がよい。

参照先のモジュールだけ更新されたとき

例えばモジュールAとモジュールBがあってAがBを参照しているけど、Bだけパブリッシュされている場合。

警告が出る。怖いから基本的にパブリッシュし直すけど、デプロイできないわけではなさそう。

1つのアプリケーション内で同じ名前のモジュールをデプロイしたい

できない。名前を変えるか重複しているモジュールを消してください。
これは一回モジュールを消して同名のモジュールを作成(もしくはバックアップから復元)・デプロイしたいときに起きがち。消して問題ないのであればデプロイ先のモジュールを一旦消すと早い。