最近だと筆者はドン・キホーテのことは『ドンキ』びっくりドンキーのことは『びくど』と呼び分けるになりましたが、ドン・キホーテが近所に進出してくる前はびっくりドンキーのことを『ドンキ』と呼んでいました。懐かしい。
今回はこの2つのお店の違いについて。
目次
びっくりドンキーとドン・キホーテは特に関係はありません。
びっくりドンキーはハンバーグレストラン、ドン・キホーテはディスカウントショップです。
業種も運営会社も全く違います。
名前は似ているけど由来は全然違う
びっくりドンキーの由来は?
「びっくりドンキー」には、たくさんの人をニコニコワクワクさせるのが大好きだった創業者・庄司昭夫のそんな想いが込められています。
びっくりドンキー公式ホームページから引用
優しいまなざしで人々の暮らしに寄り添うロバのように、社会の役に立ちながらみなさんに楽しんでもらえるお店を目指したい。
びっくりドンキーの『ドンキー』はロバを指しています。
レストランの外装がジャングルみたいなのでゴリラという意味かと思っていました。
ドンキーって聞くとドンキーコングのイメージでどうしてもゴリラが出てくるのですが、ドンキーコングはコングの方がゴリラという意味らしいです。興味のある人は調べてみてください。
ドン・キホーテの由来は?
スペインの文豪「セルバンテス」の名作にちなんで名付けたものです。行動的理想主義者であり、既成の常識や権威に屈しないドン・キホーテのように、新しい流通業態を創造したいという願いを込めています。
株式会社PPIH公式ホームページから引用
というわけで名作「ドン・キホーテ」から名付けられたそう。
クラシックバレエで有名な演目ですよね。フィギュアスケートでもこの曲で演技をする人が多いので、フィギュアスケートファンでも名前に聞き覚えがあるはず。
ドン・キホーテ(原作)が有名すぎて海外では店の名前が変わる?
人がいない遊園地として一時話題になったスペイン村のオリジナルキャラクターも同じくドン・キホーテが由来でドンキホーテさんというキャラクターがいます。
日本でもこれだけ色々な場所で使われている有名な話なので、海外だと原作のドン・キホーテはもっと有名なんですよね。ドン・キホーテが海外進出した頃にはもうすでにドン・キホーテという名前の別のお店が存在していたらしく、海外ではドン・キホーテは『DON DON DONKI(ドンドンドンキ)』という名前に変わっています。今後、ドンドンドンキが逆輸入されたらさらに紛らわしいことになりそう……。
ドンドンドンキ、1度行きましたが店舗入り口で焼き芋が焼かれていたり、日本でも見覚えのある商品が置かれていたり、楽しいお店でした。日本とほとんど同じかと思いきや、持ち帰り用のコーヒーが注文できたり、日本と違うポイントもあって比較するも楽しい。海外の人にも人気でしたよ。
ドンドンドンキを海外旅行で見かけた際はぜひ立ち寄ってみてください。耳に残るあの曲ももちろん健在です。
びっくりドンキーとドン・キホーテは名前の由来も全然違った
びっくりドンキーの由来はロバを指すドンキー(donkey)から、ドン・キホーテはセルバンテスの名作「ドン・キホーテ」から。
全然違うお店なので間違えないようにしましょう。